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事前に一切の情報を伏せた<パラピク秘密の試写>にて、本作がめでたく日本最速で上映されました!!
上映終了後には、主人公エドガンの吹替を担当した武内駿輔がサプライズ登壇し、「”キャスティング”で遊ぶ」作品への想いをたっぷりと語っていただきました。意外尽くしのサプライズに観客の拍手は止まらない状況に!

この春遂に公開を迎える、ド迫力の異世界ダンジョン、魔法とファンタジーの世界観を大いに盛り上げるイベントとなりました!

武内駿輔

拍手に包まれながら登壇した武内さんは「元々、TRPGとしてすごく人気の作品で、しかもクリス・パインさんの声を当てられるなんて……担当していいのか⁉という気持ちでした!それに、周りの声優陣も戦士・ホルガ(演:ミシェル・ウィリアムズ)の甲斐田裕子さんや魔法使いサイモン(演:ジャスティス・スミス)の木村昴さんなど錚々たる先輩方がつとめていて。そういった意味では安心してかつ自信を持って、吹替の中でも暴れられるように頑張ろうという気持ちでした」と万感の思いを述べました。

異世界ダンジョンを攻略するために集結したクセ強アウトローたちの吹替には豪華声優陣が揃っていますが、それ以外にも魔法によって蘇った死体という役柄にも超豪華な声優陣が揃っています。神谷浩二、森川智之、津田健次郎、諏訪部順一らがわずかな登場時間ながらインパクト大な爪痕を残しました。武内さんはこういった要素に関して
吹替ならではの遊び心ですよね!”キャスティング”で遊ぶというのは、日本語吹替版というバージョンをつくるからこその魅力じゃないかなと。吹替好きとしては、非常にニヤニヤできる部分かと思います」と日本語吹替版も必見、いや必聴であることをアピールしました。

武内駿輔

原作は歴史あるTRPGでもある本作。「設定が難しいのかな?見辛いんじゃないのかな?というイメージを払拭できる内容になっていたんじゃないかなと。それは主人公エドガン率いるアウトロー集団が、道中でゆるい感じで冒険したり時には喧嘩したり、仲直りしたりといった”リアルな人間性”にファンタジーの世界観が上手くミックスされているからじゃないかなと思います。アクションが見どころである本作ですが、意外にも親子愛や友情といった人間関係もよく描かれていてメッセージ性もあるバランスの良い映画ですよね」と分析し、鑑賞後の観客の方々も納得の様子をみせていました。

洋画の吹替といえば、中々アドリブ的なセリフを入れ込むのは難しいとされますが、なんと今回はOKが下ったとのことで、武内さんは所々文言を変えたり、アレンジを施す場面もあったのだとか。「ディレクターと、この部分は日本語のこの表現に直したときの方が面白いのでこういう感じで行きましょう、といったやりとりをしたりもしましたね。近年だと原語重視の吹替が多いのですが、折角日本語に直すわけですから、日本ならではのギャグ感みたいなものを大切にできたらなと僕自身思いながらやっていましたね
【遊び】を入れながらの収録現場は充実したものだったと回顧していました。

原作ゲームを知らない人や、大人も子供も楽しめる本作。
あと今回、劇中のセットは『ゲーム・オブ・スローンズ』のセットを再構築して物語を描いているようなので、意外にもCGシーンがそこまでないんですよね。だから、この映画はセットもリアルの方が迫力でるよなって痛感できるような作品なんじゃないかなって思いますし、リアルとCGが上手く融合していて、正に映画って総合芸術なんだ!というのを伝えられるきっかけになるような映画になってます」と、迫力ある世界観が繰り広げられる本作へ太鼓判を押しています。

名残惜しくも時間が迫ってきたところで、武内さんより最後の挨拶を述べることに。
親御さん、友達との鑑賞やデートでもとても楽しめて、色々な人にリーチしやすい作品じゃないかなと。もうすぐ春休みですし、時間やシチュエーション問わず、気軽にまた観に来てほしいですね!」と思いを述べ、盛況のうちにイベントは終了しました。

この春休みに、ピッタリな一本になりそうな予感をひしひしと感じさせる本作に引き続き、ご期待ください!