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3月31日(金)の公開を祝し「公開記念舞台挨拶」を実施いたしました!
イベントでは、クリス・パイン演じる本作の主人公、盗賊エドガンの吹替を担当した武内駿輔さん、そんなエドガンと共に冒険の旅に出る、ソフィア・リリス演じる自然の化身ドリックの吹替を担当した南沙良さんが揃って登壇!
超豪華声優陣が名を連ねている吹替収録時のマル秘エピソードや、先週実施し前代未聞と話題となった「異世界ダンジョンイベント」の裏側などを語るトークを披露しました。また、映画の内容に因みそれぞれの特技や、ついうっかり騙されてしまったエピソードも披露し、この春最高にヤバい冒険&異世界ダンジョンを体感できる映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』を大いに盛り上げました。

舞台挨拶

主人公である吟遊詩人の盗賊エドガン(クリス・パイン/吹替 武内駿輔)、屈強な戦士ホルガ(ミシェル・ロドリゲス/吹替 甲斐田裕子)、魔法使いサイモン(ジャスティス・スミス/吹替 木村昴)、最強の聖騎士ゼンク(レゲ=ジャン・ペイジ/吹替 中村悠一)、自然の化身ドリック(ソフィア・リリス/吹替 南沙良)と史上最も”ヒーローっぽくない”アウトローたちが、全世界を脅かす凶悪なヴィランに挑む、映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』がついに3月31日から公開館数300、スクリーン数558で全国公開中!危険度も衝撃度も史上MAXレベルな強烈モンスターたちが次々に登場する本作は、海外大手レビューサイトRotten Tomatoes 90%超と、既に意外なほどに胸躍る異世界ダンジョンとして好評を博していますが、この度そんな本作の公開記念舞台挨拶が満を持して執り行われました。

「運命は誰と組むかにかかっている」という作品のキャッチコピーが示すように、本作の日本語吹替版においても声優、女優、YouTuberとそれぞれの分野で大活躍の方々が集結。さらに日本公開版テーマソングにはMAZZELが加わるなど話題に事欠かない中で迎えた本イベントの劇場内はめでたく満席。上映後の余韻の中、主人公エドガンの吹替をつとめた武内駿輔さんと、自然の化身ドリックの吹替をつとめた南沙良さんが、観客の拍手に包まれながら登壇しました。

挨拶もそこそこにまず武内さんはついに全国公開をむかえた今のお気持ちや反響について問われると「早速、公開から好評を頂いて『意外と面白い!』という声が多くあるようで(笑)嬉しい感想ですよね。近年は、SNSの発達で映画の情報が事前に周知されやすいですが、本作のような作品を予備知識なしでフラっときていただいて観てみたら面白い、という感想が増えてくるのはとてもありがたいです!観に来ている年齢層も幅広いようで、それに洋画ファンも巻き込めているようなのでここから更にこの映画を広めたいですね!」と述べました。

舞台挨拶

同じく公開を迎えての心境を聞かれた南さんは「初の声優挑戦ということで緊張しました!普段は、表情やしぐさなどをつくって表現することが多いので、声だけで表現することの難しさ、声優さんの凄さを改めて感じました。本作では、本当に素晴らしい声優陣の方々が揃っていますので、その中に私がいるのが恐れ多かったです…」と感慨深げに語っていたが、武内さんは「キャラクターの喋り方と、ドリックを演じているソフィア・リリスの原音のニュアンスもすごく汲み取られていたので、安心して聴くことができる良い座組の吹替だったと思います!良いバランス感と華を添えてくれたと思います」と南さんの吹替演技に太鼓判を押していました。

舞台挨拶

新進気鋭の女優、ソフィア・リリスが演じる自然の化身ドリック。その吹替のための役作りに関して南さんは「私は普段、現場の空気感を大事にして臨むのですが、今回もそういった気持ちで挑戦しましたね。緊張はしましたが意外にスっといけました…!」と収録時を振り返り、フラットな姿勢であったことを明かしました。

本作の吹替版は、豪華な声優陣も見ものですが、集結した吹替声優陣の座組に関して武内さんは「声優のみでなく、女優、そしてYoutuber(Kevin’s English Room)も交わって、“遊び”のあるバラエティに富んだ作品に仕上ったのではないかと思います」と述べ、本作が他では観られないような一作となったことをアピールしました。

ここで、映画イベント史上初の試みとなった3月22日実施の栃木県・大谷資料館でのイベントの様子をダイジェスト映像で観ることに。吹替え版チームの「楽しさ、良さ」を十分に感じ取ることが出来る映像に、会場の雰囲気は大盛り上がり。
このときの感想について武内と南さんは「寒かった!!」と振り返り、武内さんは「このイベントは打ち合わせナシでぶっつけ本番でやったので、大丈夫かなと思いました(笑)進行の流れも、パーティーを組んでいく感じで楽しかったですし、こういった映画宣伝はあまりないので、非常に面白い試みですよね!」とぶっつけ本番であったことを回顧。同じくこのイベントに出席した南さんも「共演の皆さんとは、初めて実際にお会いしたので、収録時と同じくめちゃくちゃ緊張しました!」と、実は初対面であったことを明かしました。
大谷資料館でのイベントでは、吹替声優陣以外にもサプライズゲストとして、SKY-HIさんも登場。SKY-HIさんがプロデュースした『MAZZEL』のプレデビューシングル「MISSION」が本作の日本公開版主題歌に決定したことについても触れ、武内さんは「曲がかっこよくて歌詞も映画のメッセージに合ってますよね!ちなみに、実は去年のクリスマスにSKY-HIさんとお会いする機会があって。そこで本当にたまたまなんですが一緒に何か仕事できたらいいなと話していたら、本当に今回、ご一緒することになって(笑)“運命”を感じましたね!」と作品のテーマらしい“意外な強い縁”をうかがわせていました。

話題は変わって、様々な特殊能力・特技をもつキャラクターが登場する本作にちなみ、武内さんと南さんの特技や強みについて問われると、まず武内さんは「僕は、吹替・洋画好きという点では上位にいくのではと自負しているので、“洋画好き”が誇りですね!なので洋画ならではの世界観、文化を伝えたいという気持ちもあって。洋画を観ない方々にも届けられればと思っています」と語りました。
続けて質問は南さんにも。「本当に下らない特技なんですけど、私は耳抜きすると、目から空気がでてくることが特技です!」という意外な“特殊能力”を明かし、これには武内さんも「沙良ちゃんのキャラクターがわからなくなりましたね(笑)」とツッコミ、また会場も爆笑に包まれました。

また、本編ではヒュー・グラント演じる詐欺師のキャラクターに、主人公たちが騙され窮地に陥ることになるのですがそれにちなみ、【騙されたエピソード】を披露。武内さんは、最近Twitterを開設したことに触れ、一時期、花江夏樹さんにブロックされていたことを明かしました。「偽物と思われているからブロックされていると思ったのですが聞いてみたら、本物なのでブロックしたと言われ…(笑)騙されましたね」と声優エピソードを披露。続いて南さんは「小学生の時に、兄から『飛行機が離陸するときはよいしょ!と言うんだよ!』と言われたので、本当に言ったら恥ずかしかったです(笑)」と告白。当の本人にはたまったものではないですが、可愛らしいエピソードにまたもや会場は笑いに包まれました。

エピソードトークで盛り上がったところで、名残惜しくも締めくくりの挨拶に。
南さんは「この作品は直球エンタメです。笑えて、泣けて、クセになる作品だと思うので沢山の方に観て頂きたいです!
武内さんは「運命は誰と組むかにかかっているというのが本作のキャッチコピーですが、この作品は“誰と観るかにかかっている”と言っても良いと思います!親子、友人、一緒に観る人によって楽しみ方が変わってくるのでそこも味わっていただきたいですね!」と、それぞれ語り、盛況のうちにイベントは幕を閉じました。